2015年12月16日

野火

映画「野火」を視聴しましたので感想を書きたいと思います。

この映画では物資が窮乏し敗色も濃厚となったレイテ島の戦いの最中、肺浸潤(肺結核)を患い原部隊と野戦病院双方から厄介者として追い出された田村一等兵が、日本軍の集結地であるパロンポンへの道すがら無用だった一般人の殺害を経験したり、自分以外の日本兵が盗みや横領、商売、味方殺しや人肉食を行っているところを目撃することになり、最後は米兵に撃ち殺されてしまうという展開を通して戦時の極限状態における人間の狂気を描写していました。

関東軍は自作自演の満州事変によって満州国を樹立し、そこで栽培した阿片(アヘン)を中国に流すことで巨利を得ており、さらなる権益を求めて日本を日中戦争に引き込みました。太平洋戦争は軍部首脳部がこの戦争犯罪に対する国際世論からの責任追及を逃れるために始めたものであり、それを知恵も勇気もない国民が許したことでこの映画の題材となった悲劇が生まれました。

現代でも上記に似た構造が、全く収束の目処が立たない福島原発事故問題において発生しています。原発利権に支配され日本国民は5年近くも放射能をまき散らしておきながら誰にも責任を取らせず、世界中から大顰蹙を買いながら、見て見ぬ振りをして日本は素晴らしいだの世界に愛されているだの妄言を垂れており、70年たってもまるで進歩していません。

今後原発事故問題はアメリカの手によって大日本帝國が滅び、戦争責任者は東京裁判で縛り首になったように、勢力が衰え続ける現日本宗主の共和党が移民受け入れ政策を掲げる米民主党に大統領選挙で敗北して軍門に下れば、日本国内の政治バランスが崩れ、多くの関係者が過失や隠蔽の罪により刑務所送りとなって解決へ向かうと思われます。

今回も日本人は自国の問題を自力ではなく外国の干渉によって自動的に解決されるということですが、なぜそうなるかといえばメタ認知能力が低いという民族的な特徴を抱えているからであり、その根本原因の改善策として最も現実的かつ確実なのが、TPPによる移民受け入れと混血化です。
タグ:国際情勢
posted by 河野 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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