2015年05月27日

億万長者ブームは終わりかもしれない


過去20年の間に、900人以上の億万長者が生まれましたが、新しいレポートによれば、このような億万長者ブームは終わるだろうとあります。

過去20年で世界長者番付の殆どを作り上げた世界的な富の波は、次の10年か20年で終わることになるだろうと、火曜日に公表されたUSB社とPwC社のビリオネアレポートに書かれていました。特に新しい市場における経済成長の弱さ、そして政府の高く不公平な徴税によって新しい億万長者の誕生が遅れるだろうともあります。もうひとつの要因は、億万長者たちが60歳を超える高齢者層であるということです。

”金持ちは20年の間でより裕福になっていました”と、USB社のプライベートウェルスマネージャーのトップであるジョン・マシューズ氏は言います。”しかし、私たちはこれが直線的に起こったと思っていません。それはS字カーブタイプよりです”

その億万長者のS字カーブは、1870〜1910年の金ぴか時代に始まり、鋼や、鉄道といった新しい産業と工業化によって、莫大な繁栄と成長を遂げました。しかし、1930〜1980年の間、大恐慌と第2次世界大戦の後は億万長者が殆ど生まれず、増加率が急激に下がったのです。

その50年間の億万長者日照りは、不景気と高い税金、そして起業的な巨大企業による経営的な経済の出現に起因すると、レポートにはあります。この時、2、3の巨大企業は、起業家精神が殆ど残っていない経済を支配しました。

今、レポートによれば、私たちはもう一つ下の斜面へ転がるかもしれません。

1300人の億万長者のうち900人を加えた、最後期のブームは1995年から20年以上続きました。

しかしレポートには幾つかの要因が億万長者の足を止めるだろうとあります。新興の成長市場、特に中国とBRIC加盟国の経済は減速しています。政府の対応は、大手企業への規制と同じくらい高い、富裕層に対する税金(遺産勢と所得税)につながります。中央銀行が利上げを決めるなら、低金利と世界中で上昇している資産価格の時代が変わり、資産価格のデフレーションにつながるでしょう。

億万長者は殆どが60歳を超える高齢化した層であり、資産は相続人に渡すか、慈善事業に使うことを示唆しています。

根拠のない話をする人たちに反して、私たちは、第2の金ぴか時代が到来することは永遠になく、横ばいになると考えています。

本当に、億万長者の失速についての予想は、多くの経済学者、政治評論家、権威者のものと正反対になっていますが、来るべき年にテクノロジーとグローバル化によって安定した、億万長者と富裕層が作り出す、ただ成長するだけの”勝者総取り”の経済を見ることになります。

そして、新技術、例えばナノテクノロジー、生物工学、人工知能、医療といったものの高まりが大きな退歩を幾らか相殺することができるとレポートにはありました。

しかし、これらの進歩をもってさえ、レポートには現在の成長ペースが続きそうにないとありました。

”私たちはそれが止まるとは思っていません”マシューズ氏は言いました。”しかし、この20年の間と同じペースを維持することはできるはずがありません”
posted by 河野 at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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