2015年01月02日

日本維新の会の陰謀47

実は12年3月の卒業式の後、大阪市内の中学校が、君が代斉唱時に不起立教員が出たことを詫びる保護者説明会を開き、不起立教員に対し、説明会の場で謝罪させるという事態が起こっていました。そして、その翌日には、卒業生まで制服着用で学校に来るよう指示を出し、説明会を開いたのです。学校内部の問題を、保護者や生徒たちまで巻き込んで、「極めて不適切な行為」と断定。それこそ「糾弾会」に等しい、政治による教育現場の不当な支配が進行しているのです。この問題を取り上げた共産党の井上浩市会議員の追求に、橋下市長は、「起立斉唱は思想の強制ではない。あくまで式典のルール。起立が価値観の強制というなら、立たないことも価値観の押し付け」と問題をすり替え、そして声を荒げながら、「立って歌わなくてもいいという保護者はこの説明会に来なくていい。ルール違反をしたら謝るのは当たり前」と開き直りました。

この答弁に井上議員は、「思想・信条の自由に関わる問題だから取り上げている。立たなければいけないという価値観を前提とした糾弾会だ。こんなやり方が教育に馴染むのか」「条例の矛先が一般市民にも向けられている。選挙活動を口実にした職員の思想調査と同じだ。謝るべきは、脅しと見せしめで教育に不当介入している市長ではないか」と、批判しました。教育行政基本条例と職員基本条例は、大阪府議会で12年3月に成立し、4月から施行されています。大阪市議会の5月市議会でも、教育行政基本条例は維新の会、公明党の賛成で、職員基本条例は維新の会、公明党、自民党の賛成で成立しました。こうした強権的な条例が施行されたからか、13年度の大阪府の公立学校教員採用選考の志願者は、12年度の1万3162人から1割減(1355人)の、1万1807人となりました。

posted by 河野 at 14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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