2014年12月29日

日本維新の会の陰謀43

「近頃の日本の右翼があかん。政治家を殺したりせえへんようになった」テロ行為を賛美する、こんな物騒なことをツイッターでつぶやいていたのが、経営コンサルタント会社社長の玉置賢司浪速区長。このつぶやきは12年4月のもので、メディアの指摘に「公人になる前とはいえ、暴力を肯定する発言は社会人として軽率だった」と、あわてて釈明しましたが、いくら私人の時とはいえ、こんな人物に区長としての資格はゼロ。「自分の感覚に合うと思って選んだ」という橋下市長の、それこそ社会常識が問われる人選です。

会社役員の榊正文淀川区長は、就任直後、自分に批判的な意見をツイッターでつぶやかれたことに対して、「アホか、相当な暇人やな」と反論・中傷しました。問題発覚後、橋下市長は「一般有権者へのアホという言葉は許されない。区長として信用を傷つけた」と言ってこの区長を批判しましたが、「特定の市民に対する暴言ではなかった」と、口頭注意だけの大甘処分ですませました。大阪市役所の職員に対して、勤務中にタバコを吸ったという理由で、6カ月の停職処分にするなど、職員に対する異常なまでの厳しい処分とは大違いです。

ところで12年10月、「週刊朝日」の橋下市長をめぐる「出自」報道に関して、市長は同誌を「鬼畜」呼ばわりし、同誌を含む朝日新聞グループの取材拒否を宣言したため、大騒ぎになりました。これに対して「週刊朝日」は、記事の連載打ち切りを発表し、編集長名で「記事中で、同和地区を特定するような表現など、不適切な記述が複数ありました。橋下徹・大阪市長をはじめ、多くのみなさまにご不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と、「おわび」のコメントを発表しました。(12年11月2日号)

この「おわび」の理由になった「同和地区の特定」に関連していえば、元コンサルタントの田畑龍生都島区長は、区長応募論文の中で、当初、配属を希望した東淀川区内の旧同和地区名を記述し、「未だに暗い印象を拭いきれていない」と書いています。そしてその文章が、なんと大阪市のホームページに掲載されていたのです。区長内定者の応募論文として掲載されていたのですが、外部の批判を受け、旧同和地区に関わる記載の部分は、12年7月7日に削除されました。

しかし、なんのおとがめもなく、田畑氏は都島区長に選ばれています。当然、橋下氏もこの応募論文に目を通したはずで、それこそ同市長の「感覚に合わない」、区長にしてはならない人物のはずです。まさか見過ごしていたとは言えないはずで、同じ「差別記事」でも、相手に応じて”糾弾”の有無を決めるということなのでしょうか。今回の「週刊朝日」の騒動と比較して、あまりの落差に誰しもが不可解なことだと思うのは当然のことです。
posted by 河野 at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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