2014年11月27日

日本維新の会の陰謀11

なぜこれほどまでに日本維新の会は遵法精神が脆弱なのでしょうか。そもそも橋下氏自身が、公職選挙法に抵触する恐れのあるツイッターでの選挙運動を選挙期間中、ずっと続けていました。橋下氏は「ツイッターで選挙運動禁止なんて時代遅れ、何が悪い」と、現行法では禁止されているインターネットでの選挙運動を連日、展開してきました。東京・秋葉原での街頭演説では、注目を浴びるためか「逮捕されるかもしれない」と聴衆を煽る始末でした。

大阪市の職員位は独自の”ルール”を押し付け、たとえそれが憲法違反であっても、すぐに「言う通りにしないとクビ」が橋下氏の口調です。橋下氏にとって法律は自分の解釈次第でどうにでもなるもののようです。さらに今回の選挙では、54議席という躍進を遂げて浮かれたのか、松井幹事長も公選法では禁止されている「選挙支援御礼」の挨拶をツイッターで行う有様で、これではまるで無法者集団です。

橋下氏は昨年、候補者選びのための「維新政治塾」の開校式で「過去は問わない」と挨拶しましたが、それもそのはず、総選挙の目玉候補は”元犯罪者”のデパートなのです。まず比例近畿ブロックで1位で当選した東国原英夫氏、2位で当選した西村眞吾氏。東国原氏は、86年のフライデー襲撃事件の際、傷害・暴力行為の現行犯で逮捕され、97年に事務所の後輩を蹴って怪我をさせたとして後に書類送検され罰金刑を受けています。西村氏は05年、弁護士法違反容疑で逮捕され有罪判決を受けています。

さらに南関東ブロックの比例単独候補・横田光弘氏(落選)は、93年に所得税脱税及び政治資金規正法違反容疑で逮捕され有罪判決。東海ブロックの比例単独候補・近藤ひろし氏(落選)も03年に公職選挙法違反(買収など)の容疑で逮捕され有罪判決を受けています。まさにガラクタ集団なのです。

さらに「学歴詐称」を指摘されたのが、明治大学公共政策大学院中退を標榜する西岡新衆院議員です。地元関係者によると西岡氏は中卒で「朝日新聞」の地方誌でも中卒と紹介されていたといいます(12年12月8日)。学歴詐称は、もちろん公選法違反の疑いが濃厚で、過去バッチを失った国会議員も複数います。なぜこのようなメンバーが集まることになったのでしょうか。そもそもは候補者選定の杜撰さにその原因があるのです。
posted by 河野 at 16:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月26日

日本維新の会の陰謀10

谷畑氏と、”食肉の帝王”こと「ハンナングループ」の総帥・浅田満被告(04年、BSE偽装牛肉事件で係争中)との関係について触れておきます。谷畑氏は小泉内閣の厚生副大臣時代の04年当時、自民党大阪府連副会長を務めていましたが、同党府連の01年分の「政治資金収支報告書」によるとハンナングループに30万円分のパーティー券を購入してもらっており、さらに「谷畑後援会」の97年の「収支報告書」によるとハンナングループ系の企業から100万円のパーティー券を購入してもらっていました。両者の結びつきはそれだけではなく、羽曳市が契約書もなしに無償貸与していた土地に建っていたハンナングループ系企業の建物に、04年4月、谷畑氏が支部長を務めていた自民党大阪府14区選挙支部の掲示板が掲げられ、谷畑氏のポスターが貼られていました。

その前年にも、ハンナングループの元暴力団会長の肩書を持つ人物らが経営するハンナングループ系企業が入居する建物の入り口の一番目立つところに、やはり「自民党大阪府第14選挙区支部長谷畑孝」と書かれた掲示板と谷畑氏のポスターが貼られていました。谷畑氏に対するハンナングループの選挙支援問題は04年6月参院厚生労働委員会で共産党の井上美代参院議員が取り上げて追求したが、その時谷畑氏は「いろんな意味でお世話になり、またお願いしますということは、当然お願いしています」と答弁して選挙支援の実態を認めました。橋下氏も浅田被告に頭が上がらないと言われていますが、谷畑氏の答弁と重ねると日本維新の会が解放同盟とも繋がっていることを浮かび上がらせます。

12年暮れの総選挙後、日本維新の会の候補者・議員の運動員が、次々と「買収」で逮捕される事態が起こりました。彼ら「橋下ベイビーズ」と呼ばれる候補者は以前から「ど素人であり、維新の会も本人任せだから必ず逮捕者が出る」と噂されていました。「ガラクタ」とも呼ばれる候補者運動員のうち、総選挙後に逮捕されたのは、その美貌で”ナニワのエリカ様”と呼ばれた上西小百合氏、足立康史氏、桜内文城氏、田坂幾太氏の4候補の陣営、計6人です。上西陣営の場合、同氏の会社の元同僚が20〜30代の運動員に、選挙運動の報酬として約20万円ずつ渡した容疑で逮捕されました。元同僚が「選対幹部」と認定されれば、連座制が適用される恐れがあります。

桜内氏は、みんなの党副幹事長から維新に鞍替えし、日本維新の会国会議員団政調会長を務めました。陣営の運動員が男性2人対し、選挙運動の報酬として現金数万円ずつを渡した買収の疑いで逮捕されました。元自民党京都府議から維新に鞍替えして出馬した田坂氏の運動員は、電話で投票を呼びかけるために雇ったアルバイト女性5人に時給1000円を支払う約束をしたとして逮捕されました。日本維新の会幹事長松井一郎氏は最初の逮捕者が出た時点では「本人が知ろうと知るまいと候補者の責任、除名だ」としていましたが、逮捕者が続出したことから「候補者が違反を知っていたなら即除名だ」とトーンダウン。橋下氏も「候補者が運動員を全員管理するなど至難の業」と弁明するだけで、指導責任逃れに躍起でした。
posted by 河野 at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月25日

銀河英雄伝説22

シャンタウ星域で戦っていたロイエンタールは、敵の動きに粘りと統一性が見られるようになってきたことから、メルカッツ提督が戦線に出てきたのだと悟ります。数が劣る上にメルカッツ相手では分が悪い上、シャンタウ星域は犠牲を払ってまで死守する価値はない場所です。ロイエンタールは艦隊を下げラインハルトに奪回してもらうことにします。メルカッツはガイエスブルグに戻ると貴族達に褒め称えられます。シャンタウ星域戦で勝ったと考えているようですが、ただ単に敵が放棄しただけで自らの力を過信するべきではないとメルカッツは貴族達に諭します。メルカッツはリッテンハイム侯爵の姿が見えない件をブラウンシュヴァイクに問うと、5万隻の艦隊を率いてキルヒアイスに制圧されている辺境星域の奪回に出たと言います。軍事に関してはどのような身分の者であろうとメルカッツの指示に従う約束のはずでしたが、ブラウンシュヴァイクがこの場にいると何かと煩いので出撃を許したのです。

リッテンハイムはキフォイザー星域内でガルミッシュ要塞を根拠に陣を張り待機しています。キルヒアイスは4万隻の艦隊を引き連れ進撃してきます。キルヒアイスは800隻を本隊として引き連れ、敵艦隊側面に迂回し攻撃を加えながら敵艦隊を横断します。横断で混乱が生じた隙に前線部隊が前進し一気に殲滅を図ります。リッテンハイムは逃走しようとしますが、その途中、逃走ルート上に展開していた自軍の補給艦隊が邪魔になりこれを撃沈してしまいます。リッテンハイム艦隊の攻撃から生き残ったコンラート・リンザーは、キルヒアイスに謁見を許可してもらい、リッテンハイムが逃走のために味方を殺したという事実の生き証人となることで味方の考えを変えると提案します。もっとも、その必要もないのではというコンラートは予感していました。ガルミッシュ要塞では自棄酒を飲んでいるリッテンハイムの元にリッテンハイムに攻撃され負傷した兵士が、死んだ同僚を担いでやってきました。死体をリッテンハイムに投げつけ高笑いする兵士は持っていた爆弾のスイッチを入れリッテンハイム諸共自爆します。ガルミッシュ要塞の爆発を確認したキルヒアイスは即座に揚陸部隊を差し向け要塞を陥落させました。貴族連合軍は副盟主と総兵力の3分の1を失ったのです。

ガイエスブルグ要塞ではリッテンハイムの死をもってされた、ラインハルトの挑発混じりの降伏勧告に貴族たちが熱くなっていました。その折、要塞主砲の射程ギリギリで、ミッターマイヤーの艦隊が示威行動をとっているのを確認します。貴族たちはメルカッツに出撃命令を求めますが、裏があるとして却下されます。フレーゲルは貴族の沽券に関わるとして、メルカッツの命令に背いて他の門閥貴族達と共に出撃、ミッターマイヤー艦隊を追い払います。フレーゲルの命令違反を激しく非難するメルカッツですが、ブラウンシュヴァイクはこの士気を大事にすべきだと許してしまいます。貴族同士で盛り上がっているところに、戻ってきた敵艦隊からの長距離ミサイルが要塞に撃ち込まれます。ブラウンシュヴァイクは自身が指揮をとり全軍を出撃させて一挙に殲滅することにします。

最前線で戦うミッターマイヤーは絶妙な芝居で自陣へと連合艦隊を引き込んでいき、伏兵を展開できる場所まで来た時点で総反撃に転じます。深追いすることで戦列が伸びており各個撃破を受けることになります。事前に罠を予測した艦隊戦の専門家ファーレンハイトと、ブラウンシュヴァイクは後方にいたので即座に撃破されることはありませんでしたが、既に逃走ルート付近にも敵艦が伏せてあることまではファーレンハイトにしか見抜けませんでした。進撃ルートを逆にたどれば、逃走ルートの予想は簡単です。ファーレンハイトとファーレンハイトの実力を当てにして後ろをつけていたフレーゲルは航路をを逸脱してガイエスブルグへ帰還します。見抜けなかったブラウンシュヴァイクは、やはりいた伏兵に襲われますが後方から留守を任されていたメルカッツに助けられ何とかこちらも帰還に成功します。ブラウンシュヴァイクはメルカッツに感謝するどころか何故もっと早く助けなかったのかと叱責してきました。メルカッツは抗議に出ようする側近に、ブラウンシュヴァイクは貴族特権が生んだ病人であり、100年前ならあれで通用したのだから彼もまた不運な人だと宥めます。側近は不運な人に未来を託さねばならない人はもっと不運ではないのかと腐敗した貴族に憤りを感じるのでした。

ラインハルトは敵が烏合の衆だと気付いていましたので、今回の作戦はシャンタウ星域を譲ったところで敵を好い気にしておき、その後リッテンハイムを殺して挑発付きの降伏勧告を送り怒らせれば、容易に籠城を解かせて自陣深くに引きずり込め、包囲殲滅できると考えた上でのものでしょう。戦争は単純な数学であり、軍人は勝てる確率の高いところでしか戦わない理系の人が多いと聞きますが、論理的な思考力に加えて今回のように敵の心や性質を見抜く洞察力も重要でとても奥が深いです。
posted by 河野 at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする