2014年10月09日

銀河英雄伝説8

冒頭からこの物語の歴史が語られます。2801年、人類は銀河系へと進出し銀河連邦を樹立しました。この時から宇宙歴が始まります。宇宙歴296年に連邦軍の英雄だったルドルフ・フォン・ゴールデンバウムが政界に転じて310年銀河帝国を作り上げ皇帝となります。宇宙歴も廃止され帝国歴が使われるようになります。ゴールデンバウム王朝は恐怖政治を敷いていたため、帝国歴164年にハイネセン率いる共和主義者が脱出し銀河系のサジタリウス腕に自由惑星同盟を建国し宇宙歴も復活させます。宇宙歴640年、帝国歴331年に初めて両者は戦い、以来150年も戦いが続いています。

イゼルローン要塞は銀河帝国を守る要所でしたので軍務尚書、統帥本部総長、宇宙艦隊司令長官の三長官は、生きて帰ってきたオーベルシュタインに責任を取らせ、自身らも皇帝に辞表を提出する意向を固めていました。そのころ、ラインハルトの元にはオーベルシュタインが訪れ、苦しい立場にある自身への助力を求めます。断るラインハルトにオーベルシュタインは自身の義眼を取り外して見せます。ルドルフ大帝の時代であれば生まれつき目が悪いオーベルシュタインは劣悪遺伝子排除法で間引かれていました。弱者に生きる価値は無しとするゴールデンバウム王朝をオーベルシュタインは憎んでおり、打倒の野望がある旨を伝えます。

大胆な発言に驚きましたが自身と同じ目的を持ち、且つ有用であると判断したラインハルトは三長官の責を免ずるよう皇帝に嘆願してそのかわりという形でオーベルシュタインを参謀として自陣へ引き入れました。

新しく入ったオーベルシュタインは冷酷で目的達成を第一に考えるタイプですから、政争や謀略といったキルヒアイスには向かない分野で活躍しそうです。目的が大きなものである程、リーダーの元には多くの性格と才能が必要になります。
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2014年10月08日

銀河英雄伝説7

潜入に成功したシェーンコップがシュトックハウゼンを人質に司令部を抑えますが、敵の一人が要塞機能を停止させたためローゼンリッターは孤立してしまいます。シェーンコップ達はヤン達と合流すべく制御コンピューターを乗っ取りに向かいます。ヤンは艦隊を二つに分け片方をゼークトに対する囮として待機させ、旗艦を含む艦隊は密かに要塞の近くに接近させていました。早く要塞機能を回復させないと、倍の兵力を持つゼークトが戻ってきてしまいます。

司令部に残したローゼンリッターは通信機能を回復させゼークトに要塞は占拠したと伝え、降伏しないなら主砲のトールハンマーを発射すると脅します。ゼークトの参謀を務めていたオーベルシュタインは、敵が本当に要塞を落としているならこちらをひきつけてからトールハンマーを撃っているはずで、要塞は完全に占拠されていない。今すぐ戻るべきだと主張しますが、ゼークトは同盟軍の兵力が今までの防衛戦と比べて少なすぎるので、もう既に敵の艦隊が要塞内に入っており、むこうの言う通り占拠されている可能性があると考え、主砲の射程外での待機を命じます。

ローゼンリッターは寡兵で守備隊50人を倒し制御コンピューター室を抑えヤン達の艦隊を入港させる事に成功します。その様子を待機して見ていたゼークトは完全に要塞が占拠された事を悟り突入して乱戦に持ち込もうとします。ヤンは味方を守るためやむを得ずトールハンマーを発射します。一撃で1000隻以上を沈めた後、ヤンは再び降伏を呼びかけますがゼークトは玉砕あるのみだと答えます。怒ったヤンは旗艦を狙い落とし、残りの敵艦は逃げるに任せました。

イゼルローンを落としたヤンは自身を軍人に向いていないとして退役しようとしますが、元帥と部下達に強く引き止められ続ける事にするのでした。

ゼークトのような玉砕覚悟の心意気は勝機のある戦いに発揮するもので、敗北必至の状況では犬死にしかなりません。負けが確定したなら被害を減らす上手な負け方をして次につなげるべきです。

posted by 河野 at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

銀河英雄伝説6

同盟軍はイゼルローン要塞に四半世紀で6度も侵攻していますが全て失敗に終わっています。現在の要塞には二人の司令官がおり一人は守備を担当する要塞司令官シュトックハウゼン、もう一人は攻撃を担当する要塞駐留艦隊司令官ゼークトです。この二人はよく対立しますが防衛戦となると互いに功を競うため良い結果がついてきました。

ヤンはカフェでウェイトレスに暴行していた将校をローゼンリッターのシェーンコップ連隊長が追い払っているのを発見します。同席していた将校キャゼルヌから話を聞くと彼らは銀河帝国からの亡命者で構成された白兵戦部隊で高い戦闘能力を有しているといいます。ヤンは補佐を担当しているキャゼルヌに頼んで彼らを今回の作戦に参加させる事にします。

第十三艦隊は出発し、ヤンはシェーンコップを含む幕僚達に作戦を説明します。内容は以前鹵獲した帝国軍の戦艦に変装させたローゼンリッターを乗り込ませ要塞の内部に侵入して内側と外側から攻撃するというものです。しかしローゼンリッターの歴代連隊長の中には逆亡命してしまう者もおり危険な作戦であるという幕僚もいました。ヤンはシェーンコップを信頼する理由について問われると先日のカフェでの出来事を上げます。たったそれだけの理由ですがヤンに信頼され艦の運航を任されている幕僚達は自分達もヤンを信じる事にします。

イゼルローン回廊に到達するとゼークトの艦隊が総兵力で出てきました。ローゼンリッターは偽装した艦に乗り、シュトックハウゼンのいる司令部に救援を要請します。シュトックハウゼンはそれに応え彼らの艦を要塞内に格納するのでした。

ヤン昔から欲がなく、人助けをしている優しい人柄で部下からも信頼されています。ヤンでなければ裏切る可能性がある人物の重用を周りに認めさせる事は難しかったでしょう。周りを説得するのに一番重要なのは日頃の行いです。
posted by 河野 at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする