2014年10月12日

銀河英雄伝説11

アンネローゼが後宮に入り皇帝からの寵愛を失ったシュザンナはアンネローゼに対して殺意を抱いていました。出世していくラインハルトが邪魔だったブラウンシュヴァイク家のフレーゲルはシュザンナに近づきアンネローゼ暗殺に力を貸します。

ラインハルトは自分あてに来た手紙をキルヒアイスに見せます。内容はG婦人に対してB婦人が殺意を抱いているというものでした。G婦人とはグリューネワルト伯爵夫人でアンネローゼ、B婦人はベーネミュンデ侯爵夫人でシュザンナの事をさしていると思われます。宮廷内は醜い感情と陰謀が渦巻く危険な場所で、この手紙が来たという事はシュザンナにも敵がいるという事です。早速ラインハルトはオーベルシュタインに調査させる事にします。

誰が流したのか、シュザンナがアンネローゼに殺意を抱いているとの噂が宮廷中に広がり、皇帝はシュザンナを地方の荘園へ移しました。シュザンナはこの処置をアンネローゼが皇帝をそそのかしてやらせたものだと思い込み、フレーゲルにアンネローゼ暗殺を実行するよう頼みます。使用人を使いアンネローゼにラインハルトが負傷したという嘘を伝え、見舞いにいかせる口実で外に連れ出しますが、その途中でラインハルトの配下の二人とすれ違います。二人は慌てて西の郊外へ向かっているアンネローゼを不思議に思いキルヒアイスに報告します。

手紙の事を思いだしアンネローゼに暗殺の危機が迫っていると直感したキルヒアイスはラインハルトに連絡を入れようとしますが規則で軍事会議中は取り次げず、自分達3人で解決する事にします。

アンネローゼが乗っていた車を森の別荘で発見した3人は外で見張っていた部隊を倒し別荘内に突入します。アンネローゼはナイフを持ったシュザンヌに人質に取られていましたが後から来たオーベルシュタインがブレーカーを落とす事で無事取り返す事ができました。4人はラインハルトに事の顛末を説明し、オーベルシュタインは裏にフレーゲルがいる事を伝えます。

皇帝の勅命によりアンネローゼ誘拐、暗殺未遂の罪でシュザンナは処刑され、表向きには病死という形で処理されました。

アンネローゼが現れたせいで皇帝の寵愛を失ったのではなく寵愛が無くなったからアンネローゼに走ったのでシュザンナは暗殺に成功しても昔に戻る事はなかったでしょう。大事なものをなくしたら取り戻せるかとそうでないかを冷静に見極め、後者なら諦める潔さを持たないと周りが見えなってしまいます。
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2014年10月11日

銀河英雄伝説10

ヤンは卒業した士官学校の創立記念式典に養子のユリアンと参加する途中、次回行われる補欠議員選挙の候補者で主戦派のトリアチに捕まりマスコミの前で政治ショーに利用されてしまいました。ヤンは成績が悪かった自分が招待されたこと自体、これが目的であったと悟ります。

ヤンは宿泊していたホテルで反戦運動グループに襲撃されますが、同じグループに所属していたジェシカが駆けつけ、助けてくれます。反戦派は対立候補を立てており、トリアチよりも民衆の支持を得ていましたが、エルファシルの英雄と言われたヤンが利用された事で形勢がひっくり返ってしまったのです。ジェシカはせめて記念式典に出るのだけは止めてくれないかと頼みますがヤンは上層部からの命令なので聞く事はできません。

ユリアンと学生時代よく通っていた店で夕食をとっていましたが、客からサインをせがまれたり主戦派に感化された人達からの国歌斉唱を聞かされるので店を出る事にします。ホテルへの道すがら憂国騎士団の反戦グループメンバーに対する暴行現場に遭遇します。憂国騎士団がヤンを見て撤収した後メンバーを反戦市民連合の本部へ連れて行くと反戦派候補者のソーンダイクとジェシカがおり礼を言われます。ヤンはジェシカと二人が初めてあった士官学校にこっそり入り昔話に興じますが、本部の方から火の手が上がるのを確認して戻ります。本部は襲撃されておりソーンダイクは死亡してしまいました。

ヤンは記念式典を終え町出ようとしようとしたところで、付きまとってきたマスコミからジェシカがソーンダイクに代わり出馬するという情報を聞き驚きます。数日が経ちジェシカ当選のニュースを見ながら彼女の健闘を祈るのでした。

主戦派は襲撃したことでかえってジェシカの支持を伸ばしてしまいました。ピンチには常にチャンスが隠れており勇気ある行動で活かす事ができます。
posted by 河野 at 14:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月10日

銀河英雄伝説9

現在帝位に就いて34年のフリードリヒ4世は、特に名君でも暴君でもない「灰色の皇帝」と呼ばれています。フリードリヒは若い頃は放蕩生活を送っており本来なら帝位は長兄のリヒャルトか弟のクレメンツが継ぐはずでした。二人にはそれぞれ擁立する貴族が裏で政争をしておりクレメンツはリヒャルトに前皇帝オトフリート5世弑逆の濡れ衣を着せて殺しますが、後にそれがばれて亡命中に事故死します。二人の後継者が死んだ事でフリードリヒが帝位につきました。フリードリヒはあまり政治には興味が無く国務尚書リヒテンラーデに全て任せています。

34年前、クレメンツについていた没落貴族のクロプシュトックはフリードリヒと外戚関係にある貴族、ブラウンシュヴァイクに秘蔵の絵画を渡し、フリードリヒ皇帝がやってくる会合への参加を嘆願します。クレメンツに組していた事は水に流して社交界に復帰させてもらうよう皇帝に頼んでほしいというのです。気を良くしたブラウンシュヴァイクは社交界への復帰は置いておき、会合への参加を認めますがクロプシュトックには他の目的がありそうです。

会合の招待はラインハルトにも届きます。ブラウンシュヴァイクは外戚として権勢を誇っている傲慢な男で嫌いでしたが皇帝も来る以上、出ないと不敬にあたりますからキルヒアイスを送迎につけて仕方なく出席する事にします。ブラウンシュヴァイク邸の駐車場には丁度同じ頃にクロプシュトックも到着しておりラインハルトとキルヒアイスは初めてクロプシュトックを目にし、通りすがった知人のヴェストパーレ男爵夫人からは、彼は社交界から遠ざかっていたのに珍しいと聞きます。

会合の場でラインハルトがブランシュヴァイクのコレクションである絵画の数々を眺めているとブラウンシュヴァイクの甥が近づいてきます。ラインハルトは絵画を見せびらかしているようではいつかそれらを手放すことになると言い、甥を怒らせます。クロプシュトックは集まりの場から離れた席に杖をおき帰ります。外でクロプシュトックを見たキルヒアイスは杖をつかずに歩いている姿に違和感を感じ、危機が迫っているのではないかとラインハルトの元へ急ぎました。

皇帝は行幸中に腹痛に見舞われ引き返したとの報がブラウンシュヴァイクを通して参加者に告げられます。参加者達が退散する中なんとクロプシュトックの杖が爆発します。今回クロプシュトックが参加した理由はフリードリヒとブラウンシュヴァイクの暗殺にあったのです。駆けつけ呼びかけるキルヒアイスに軽傷で済んだラインハルトが答えます。二人はこんな事態になっても絵画の事しか考えていないブラウンシュヴァイクを冷めた目で見つめています。運悪く両名とも死なずクロプシュトックは屋敷に火を放ち、失意の中自害するのでした。

驕れるもの久しからずというように、かつて力あった者でも権威を笠に着て豪奢な趣味に明け暮れだすほど馬鹿になったら終わりが近いです。そして、その近くには決まってラインハルトのような新しい王が機を待っています。
posted by 河野 at 14:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする